【初心者必見】FIREを目指す指標「4%ルール」とは?

FIREは遠いなぁ…… 投資

FIREという考え方を知った、FIREを目指してみたい……そんな考えを持った人がまず直面する疑問が「自分はいったいいくらあればリタイヤできるのか?」ということ。

今回の記事ではFIREを目指すにあたって一つの指標となる「4%ルール」について詳しく解説していきます。

4%ルールとは?

結論、年間支出の25倍の資産を築けば、もう働かなくても大丈夫という考え方です。これは年利4%の運用益で生活費をまかなえるという根拠がこの理論の根底にあります。

仮にあなたの年間支出が240万なら、6000万円の資産をきずいて年利4%で運用すれば、理論上は資産を維持したまま生活でき、もう働く必要はないという考え方です。

このルールは退職プランと経済理論を元にしたトリニティ大学の論文が元になっています。トリニティ大学の研究によれば、4%の引き出し率であれば、95%の人が65歳から死ぬまでに資金が尽きることがない、というものです。

4%という数字は、米S&P株(アメリカ版の日経225のようなもの、アメリカの代表的な株式の株価)の成長率7%から、アメリカのインフレ率3%を差し引いて計算されています。ただ、日本のインフレ率は目標を2%にしながらも、現状1%に満たない状況が続いています。このため、「4%ルール」を日本版に置き換えるなら、アメリカほどインフレ率を考慮する必要がないため、「5%ルール」もしくは「6%ルール」と言い換えることが可能です。

もう一点、注意すべきことがあります。トリニティ大学の研究では、4%ルールの前提として、アメリカのインデックスファンドで資産運用をした場合、というものが挙げられます。

これは、我々日本人にとって好都合です。なぜなら、米国のインデックスファンドに投資しながらも、インフレ率がアメリカよりも低いため「5%ルール」もしくは「6%ルール」を適用することも可能だからです!

「4%ルール」を実践する2つのポイント

節約

元手を作りましょう。アメリカでセミリタイアを目指す人も、年収に対して70~80%など、収入における資産運用に回す額(貯蓄率)が非常に高いです。

まずはセミリタイアしたい年齢と自分の資産状況から逆算し、毎年どのぐらいを貯蓄に回すべきか計算する必要があるでしょう。

ちなみに、貯蓄率が高ければ高いほど、セミリタイアには近いという理論もあります。それがこの図です。

これは、縦に「リタイアまでの年数」、横に「貯蓄率」をとっています。この図を見ると明らかなのですが、貯蓄率が高ければ高いほど、早期リタイヤに近づきます。

この図に収入が入っていないのは、リタイヤ後もリタイヤ前と一切生活水準を変えないという前提があるからです。がしかし、FIREを目指す年数算出の一つの目安として、参考にできると思います。

資産運用

早期から始める資産運用がFIREにおける必要十分条件です。なぜならFIRE後に、リタイヤしたあなたを支えてくれるのは親父でもなく、お袋でもなく、そう、リ、配当金と運用益だからです。

投資経験を積み、投資感覚を磨いておくということ以上に、早く始めれば始めるほど複利のメリットを得られます。こちらの記事で詳しく解説をしてます。

誰しもが一度は考える、夢のセミリタイア生活。

その第一歩目が、計算して自分のFIREできる目安の資産を知ることです。米国でも日本でも、FIREした人は皆そこから始めています。

Today is the youngest day in my life! 今日、できることから始めてみましょう‼

今日もいい日になりますよう。

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