【結論】年収1000万って、そんなに金持ちじゃない。のに、金持ちと思われるから損しがち。かつ、税金がめっちゃ気になる。
吾輩は激怒した。原因は横浜市からの手紙である。
吾輩は昨年、大学四年生なのに、バイトにインターンにいそしみ、稼いだから、9月くらいにはとうに扶養から外れて、自分で税金を納める身になっていた。
その分稼いだ所得税を納税しろと横浜市から手紙が届いたのである。
吾輩は納税したよ。20数万納税したよ。高かったなぁ。
でも吾輩は、いまでは月に16万円納税している。
16万とは大変ですよ。普通に家賃の3倍くらい、年金に持っていかれているからね。。。吾輩の代ではもうもらえるかもわからないのになぁ。
で、吾輩が激怒したのは、横浜市の税務署からの手紙である。そこには、皆さまの税金でこんなことしてますよ! ありがとう! 的な意味を込めて、税金の使われ先見たいのが乗っていた。
吾輩は目を疑ったよ。
小学校が乗っていた。芝生の小学校だった。
「皆様の税金のおかげで、小学校が芝生になりました!」
たしかそんな内容だった。
虚無感が『るろうに剣心』で薫が死んだって勘違いして廃人になった剣心のそれになった。
イライラしすぎて芝生ひたすら引き抜き刀斎になるとこだった。
吾輩は茨城の田舎の小学校出身だから、グラウンドなんて乾いた砂だった。冬場に何かでこけてすりむくと、ひざが砂をまとった赤色になって、ばい菌が入るからと、冷たい外の蛇口から出る水であらわされたものだ。
ちなみにわが誇り高き故郷、茨城県は芝生の出荷量が日本一である。日本一の出荷量を誇るくせに、自分の県のグラウンドはかってぇ土で、金のある横浜市のグラウンドが芝生なのマジ資本主義社会の縮図。
「砂利道の上でも走ってろ……」
吾輩はそう思った。吾輩へ別に子供もいないし、結婚だってしていない。
だから、こういう税金の使われ方に人一倍腹が立つのかもしれない。
だって、子持ちの家庭しか得してないからなぁ。てか、子持ちの家庭も得しているのか?
校庭が芝生になるより、3000円現ナマとかでもらったほうが嬉しくない?
吾輩は横浜市からの手紙を取りながら、大学時代の教授の話を思い出していた。
吾輩の教授は長いことアメリカにいて、その時にフィンランドの友人ができたそうだ。
朝から晩まで数式をいじって、プログラムを組んで、実験を繰り返しては、たまに飲みに行ったりもしたという。
読者諸君はフィンランドにどのようなイメージをお持ちだろうか。
福祉が豊かな国、世界の幸福度ランキング1位、子育て支援が充実している……
吾輩はそんなイメージで、大学の同期たちも同じような感想を持っていた。
そのフィンランド人の教授の友人は、独身だった。
「フィンランドはね、とても不公平な国さ」
彼は言った。
教授は尋ねた。どうして。
「フィンランドにさ、どのようなイメージを持ってる?」
教授は答えた。さっき吾輩が言ったようなことを。福祉が豊かな国、世界の幸福度ランキング1位、子育て支援が充実している、教育も、大学費用も日本と比べて段違い……
「そう、当たりだ。だからこそ、不公平なんだよ」
彼は言った。教授には、一瞬意味が分からなかった。
「僕みたいな独身にはね、とても不公平な国だった。僕は一生懸命働いて、一生懸命税金を納めた。けれども、僕と同じ所得で暮らしている、核家族はどうだ? 僕が受けられない優遇を、僕と同じかそれより少ない税金でもって、受けている。独身には、なんの恩恵も受けれれない国なんだ」
この国と同じく、フィンランドの独身にも冷たい風が吹いているのか……
悲しいなぁ。
フィンランドと言えば。
全然関係ないけどムーミンって基本裸じゃないですか。まっぱじゃないですか。
でもあいつら、海行くときだけ水着来てるんですよね。
なんでだよ。
えっ……疲れてるって?
うん……僕もそう思う……
あと、天王寺動物園にはカバがいるんだけど、そのカバ、きったねぇ水の中をもちろん裸で泳いでたけど、フツーに怖かった。
※ちなみにカバはとても狂暴な動物で、アフリカではカバのために毎年500人くらい死んでます。ソースはwiki.
カバはあまり動かず、おとなしそうなイメージのある動物だが、実はアフリカでは最も危険な動物のひとつだと考えられている。人間に対して攻撃的な気性を見せる個体も多く、ボートなどをひっくり返して襲ってくることもある。その巨体に見合わず、時速40キロを超える速度で走ることができる。これは、陸上短距離選手並みの速度のため、一般の人間がカバに本気で追いかけられたら逃げ切ることは不可能に近い。また、カバは草食動物だが、あごの力が非常に強いので、草を食べるために上がった陸で遭遇した家畜や人間をかみ殺してしまうことがある。アフリカでカバに遭遇したら、彼らの縄張りに入らないことが大切だ。
結論:カバは危険だし、投資は早いうちから始めたほうがいい
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