以前、こんな記事を書きました。
今回はそんな私が仕事柄、また不動産投資を志すようになって見えてきた銀行預金の真実についてお話したいと思います。
結論、銀行は貧乏人からお金を預かり、金持ちに貸している、という話です。
銀行マンがなぜお金持ちに日参するのか
職業柄、いつもではないが稀にお金持ちの個人と付き合いがあることがある。そして、ある銀行員の方とお付き合いもさせて貰ている。
その銀行マンは、お金持ちや経営者のもとに頻繁に訪問していた。
最初は、預金のお願いをしているんだと思っていたから、何ら疑問に感じることはなかった。
ところが、ふとした会話から私が間違っていたことに気が付いた。
その銀行マンは預金をお願いに来ていたのでなかった。
では、何をしにお金持ちを訪問していたのだろうか。皆さんもちょっと考えてみてほしい。
彼は、金持ちにお金を貸しに行っていた。お金を貸してもらうのに、金持ちたちは銀行マンを呼びつけていた。
だが、なぜ金持ちたちはお金を借りる必要があるのだろう。
彼は、こう答えた。
「銀行の稼ぎ方の一つに金貸しがある。じゃあ、金を貸してどうやってお金を稼ぐ?」
思いつくままに、私は答えた。
「そう、利ザヤ。銀行はお金を預かってお金を貸し出すことが基本的な役割の一つ。金利1%で預かったお金を、金利3%で貸し出す。その金利差が銀行に利益となるわけ」
ここまでは私も知っている。
彼はつづけた。
「銀行は、基本的に金持ちのところにお金を預かりにいかない。まぁ、彼らの大半は、特に自分で銭を稼いだやつらは頭がいいからね。銀行が提供するバカみたいな金利をはるかに上回る利回りで運用してるよ。彼らが銀行に預けるお金は、生活費と万が一のためのお金。資産運用のお金は預けない」
じゃあ、なんで君はお金持ちの元へ足しげく通うのさ?
「お金を貸すためだよ。お金持ちにお金を貸したいのさ」
彼は続ける。
「但し、もちろんお金持ちは目的もなくお金を借りないよ。お金を借りていただくために、どうすると思う……?」
「……そのお金の行く先を作る?」
「なかなか鋭いね(笑)その通り。だからお金を借りていただくために、不動産投資案件などを紹介しているのさ」
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その数式が一瞬で私の頭に浮かんだ。
参った。これではお金持ちは放っておいてもお金持ちになるはずだ。
いつか、貴方も私のところに日参するように頑張りますよ。と言ったら彼は笑った。こちらが少しだけ不快になるくらい心から笑っていた。
まとめ
以上の件から私が学んだことは2つだ。
- 銀行はやはりお金を貸したいということ。
- 金持ちになりたい人間は銀行に日参し、金持ちは銀行から日参される。
銀行がお金を貸したい、と思っているということが分かったのは収穫だった。
で、あれば私が不動産投資のための融資を頂くのも不可能ではないかもしれない。
投資手法の一部として、不動産投資も視野に入れている私。
今後、不動産投資関連の情報も定期的に発信していけたらと思う。
それでは、今日もいい日になりますよう。
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