地政学的な緊張が、2月前半に暗号通貨が1万ドル以上上昇したビットコインの力強い回復を打ち消した模様です。
各通貨の下落
BTCの価格は水曜日に何とか37,000ドル以上に戻しましたが、この7日間の15%の下落を和らげることはほとんどできませんでした。
この下落傾向は、イーサリアム(ETH)、バイナンスコイン(BNB)、リップル(XRP)、カルダノ(ADA)など他の主要暗号通貨にも観察することができ、2月中旬からおおむね15~20%下落しています。
ゴンちゃんの持ってる仮想通貨も全部下落したゴン……
ひょっとして、仮想通貨って全部下落しているゴン?
この損失により、暗号市場全体の時価総額はわずか1週間余りで約3億5千万ドル減少しています。
また、アナリストはウクライナとロシアの間の継続的な緊張によりビットコインや他の暗号資産の価格を急降下することを懸念しています。
ビットコイン価格が37,000ドルを下回る水準に沈む(BTCが400万を下回りました)
ウクライナの緊張が高まる中、ビットコインはこの24時間で3%以上下落し、現在36,500ドルに近い価格となっています。
ちなみにビットコインは、この1週間で17%以上値下がりしています。
イーサリアムやソラナを含む他の上位暗号通貨も、直近1日で3%以上、直近1週間で20%近く下落してます。
イーロンマスクが保有していることで有名なdogecoinとそのスピンオフであるshiba inuも、過去24時間で2~4%、過去7日間で約20%の値下がりを記録しています。
暗号資産市場全体の時価総額は、昨日は約1.5%下落し、現在1兆6800億ドルとなっています。
ロシアの戦争以外の動向もビットコイン価格に影響するか……?
ビットコインの最新の価格暴落がロシアとウクライナの緊張に関連していることはすでに周知の事実です。
しかしながら、ロシアの規制当局の動きがビットコインのトレンドの転換に影響するかもしれません。
ロシアの最近の動向により、ロシアが昨年暗号通貨を禁止する準備が整ったという噂が、すでに過去のものであることを明らかにしています。
暗号通貨を公式に承認する動きが出ている為です。
ロシア財務省は国内の暗号通貨を規制する計画を推進し、議会に法案を提出しました。
今回の発表は、ロシア財務省とロシア銀行との方針の相違を浮き彫りにしています。
ロシア銀行は、ロシア中央銀行から発行されるデジタル通貨(デジタルルベル)を開発しており、現在規制に反対し、デジタル資産の取引を可能にすることを目指しているからです。
中国もロシアもデジタル通貨を開発しているジェイな……
もし今後このトレンドが続くなら、ビットコイン等の価値がさらに裏付けられて、仮想通貨の価格上昇につながるかもしないジェイ!
ちなみに、ロシアとウクライナの衝突の緊張の中で、再びビットコインに注目が集まっています。
経済制裁を回避できる資金調達の手段としてです。
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