確定拠出年金教育協会が運営するHP「つみたてNISAナビ」にマネックス証券の積み立てNISA商品ランキングが掲載されておりました。
この表はマネックス証券で売れている投資信託のランキングが一目でわかる便利なものです。
しかし、それぞれの特徴、信託報酬や直近1年のリターンなど、いちいちアクセスしなければ一目でわかりませんでした。
なので、わたくし投資サラリーマン蔵之介、調べてみました。
ランキング上位から順番に各投資信託を発表しています。どうぞ、ご自身の資産形成の参考にしてください!
【第1位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」とは、米国の中でも大型株で構成されるS&P500指数に連動することをめざすインデックスファンドです。
S&P 500? インデックスファンド? ゴンちゃんは文章にわからない単語が2単語以上あると頭が回らなくなってしまうゴン~~
S&P500種指数……株価指数のひとつ。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シーによって算出される、時価総額(=会社の価値)をベースにした指数です。ニューヨーク市場の時価総額の約75%をカバーしていて、市場全体の動きを表す指標として機関投資家などに広く利用されています。
SMBC日興証券HP
インデックスファンド……S&P 500のような株価指数などの特定の指標(インデックス)と同じような値動きをするファンド(投資信託)のこと
【S&P500のチャート】
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基本情報
ファンド名 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
信託報酬 | 0.0968%以内(年率・税込) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
設定日 | 2018年7月3日 |
一年リターン | 46.14% |
設定日とは、投資信託の運用が開始される日のことです。 投資信託は、運用する前に資金を集める当初募集期間という時期を経て、設定日から運用を開始します。
SMBC日興証券HPより
S&P500指数は、米国大型株の動向を表す株価指数で、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。これに連動するように作られた金融商品が、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
初心者はこれを買っていれば間違いないというインデックスファンドでもあります。
1)非常に優秀なパフォーマンス 2)長期運用に適した低コスト 3)これ一つで、成長を続ける米国株式80%に分散投資、という3点がこのファンドの大きなメリットです。
1) については、埋め込みのチャートを見ていただきたい。
非常に力強く、右肩上がりを描いているのがわかるでしょうか。リーマンショック、そしてコロナショックを超えて、長期的に見れば必ず右肩上がりになっている非常に魅力的なインデックスファンドです。
2) については、これだけ優秀なパフォーマンスを発揮しながら、信託報酬は0.09%! 100万円を預けても、一年でコストが900円!
また直近1年のリターンが+46%(約1.5倍)なのを考えると、非常にコストパフォーマンスに優れた優秀なファンドと言えます。
1位も納得の、魅力的なインデックスファンドです。
【第2位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する運用をめざすインデックスファンドです。
なんと、このファンド(投資信託)を1つ買うだけで先進国、新興国を含む49か国の株式に分散投資できるというファンドです。
これ一つ買うだけで、世界の経済成長に投資できるなんて、なんて魅力的なインデックスファンドだジェイ!
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の基本情報
ファンド名 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
信託報酬 | 0.1144%以内(年率・税込) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
設定日 | 2018年10月31日 |
一年リターン | 44.59% |
世界経済は基本的には成長が持続しています。背景には断続的な人口増加と、テクノロジーの進歩が挙げられます。
このeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)はそんな世界の経済成長に投資するインデックスファンドということもできます。
地域を限定しない世界の株式へ投資をすることで、世界経済の成長による恩恵を享受できるというわけです。
この eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) には、1)非常に優秀なパフォーマンス 2)長期運用に適した低コスト 3)これ一つで世界中に投資できる という良さがあるといえます。
1) については、埋め込みのチャートを見ていただきたい。
非常に力強く、右肩上がりを描いているのがわかるでしょうか。それもそのはず、基本的に世界経済はリーマンショック、コロナショックなどを乗り越えて成長を続けてきましたし、今後も成長すると考えられています。
2) については、これだけ優秀なパフォーマンスを発揮しながら、信託報酬は0.1144%。直近1年のリターンが+44%(約1.5倍)なのを考えると、非常にコストパフォーマンスに優れた優秀なファンドと言えます。
貴方もこのファンドで世界中の企業の株主になってみませんか?
【第3位】SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)
【第3位】SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)は資産運用の大御所バンガード社の「バンガード・S&P500ETF」を通して、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動する投資成果をめざします。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と商品の概要はほとんど同じなので、ここではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とSBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)を比較するだけにとどめます。
【第1位】 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) と 【第3位】SBI・V・S&P500インデックス・ファンド の比較
名称 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
投資対象 | 日本、先進国、新興国 【49か国】 | 日本を除く先進国、新興国【48か国】 |
信託報酬(コスト) | 0.1144%以内(年率・税込) | 0.1144%(年率・税込み) |
過去一年のリターン | +44.59% | +45.78% |
上記がeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の比較ですがいかがでしょうか。
興味深いのは、わずかですが日本を除いたeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の方がパフォーマンスで上回っているという点ですかね。
もし、日本株の成長に期待できるのであれば、オールカントリー。
あるいは日本はこれから人口も減っていきますし、何か革新的なイノベーションが日本から生まれるなんて期待できない! という方は全世界株式(除く日本)でいいのかと思います。
日本を含めたほうがパフォーマンスが落ちるゴン……
ちょっと複雑な気分ゴン……
【第4位】eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」は、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)と連動する投資成果を目指して運用を行うファンドのことです。
【第2位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と非常によく似ていますが、その名の通りこちらには日本の株式が含まれていません。
日本が入っていないことが、【第2位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)との大きな違いだジェイ!
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) の基本情報
ファンド名 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
信託報酬 | 0.1144%(年率・税込み) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
設定日 | 2018.03.19 |
一年リターン | 45.78% |
為替ヘッジ | 無し |
【第2位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と【第4位】 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) の比較
名称 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
投資対象 | 日本、先進国、新興国 【49か国】 | 日本を除く先進国、新興国【48か国】 |
信託報酬(コスト) | 0.1144%以内(年率・税込) | 0.1144%(年率・税込み) |
過去一年のリターン | +44.59% | +45.78% |
上記がeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の比較ですがいかがでしょうか。
興味深いのは、わずかですが日本を除いたeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の方がパフォーマンスで上回っているという点ですかね。
もし、日本株の成長に期待できるのであれば、オールカントリー。
あるいは日本はこれから人口も減っていきますし、何か革新的なイノベーションが日本から生まれるなんて期待できない! という方は全世界株式(除く日本)でいいのかと思います。
日本を含めたほうがパフォーマンスが落ちるゴン……
ちょっと複雑な気分ゴン……
【第5位】eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、MSCIコクサイ・インデックスに連動する投資成果を目指すファンドになります。
このファンド(投資信託)を日本を除く世界各国の先進国の株式に投資を行うことができます。
日本と新興国が入っていないところが、【第2位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)との大きな違いだジェイ!
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス の基本情報
ファンド名 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
信託報酬 | 0.1023%(年率・税込み) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
設定日 | 2017.02.27 |
一年リターン | 46.01% |
為替ヘッジ | 無し |
【第2位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と【第5位】eMAXIS Slim先進国株式インデックス の比較
名称 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS Slim先進国株式インデックス |
投資対象 | 日本、先進国、新興国 【49か国】 | 日本を除く先進国【22か国】 |
信託報酬(コスト) | 0.1144%以内(年率・税込) | 0.1023%(年率・税込み) |
過去一年のリターン | +44.59% | +46.01% |
【第6位】eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、その名の通り8つの資産に均等配分されたポートフォリオに投資するファンドです。
具体的には、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リートおよび先進国リートへ実質的な投資を行います。
また、それぞれの基本投資割合は、純資産総額に対してそれぞれ12.5%とする。と目論見書(投資信託の取扱説明書のようなもの)にあります。8つの資産を均等に12.5%ずつ持つ、ということですね。
現代投資理論(MPT:Modrn Portfolio Theory)というものによると、リターンを向上させるためには、相関の低い投資対象にできる限り分散させることが望ましいです。
株式、債券、リートというのはそれぞれ値動きに相関性は低いですから、その意味では望ましいポートフォリオなのかもしれません。
例えば【第2位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、株式市場の規模の大きさによって配分をかえる「時価総額加重平均」を採用しています。
一方【第6位】eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)のようにどの銘柄も均等に分散投資することを「均等加重平均」と呼びます。
さて、ここまで読んで頂くと、「均等加重平均」の方が、「時価総額加重平均」より平均をとっている分値動きが安定して安全そうだな、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
が、それは正しくはありません。
例えば、「均等加重平均」の中で、ある一つの資産(ここでは日本株にしましょう)が大きく値下がりして、まだまだ下がる場合のことを考えます。
「時価総額加重平均」の場合、日本株が全体に占める割合はそれほど高くないので、ダメージはそれほど大きくなくて済むかもしれません。また、時価総額が減っていけば、それだけ保有割合も減少します。
「均等加重平均」の場合は何が起こるでしょうか。
この場合、日本株をさらに買い増す、ということが起こります。当然ですね。【第6位】eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)で例えるなら、日本株の価値は下がってしまい、ポートフォリオの中で12.5%に満たなくなります。そうした場合でも自動的に買い付けが行われます。12.5%を維持するために。
つまり、下落相場においては、ある特定の下落している株などを買い増し続ける、ということがあり得るのです。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) の基本情報
ファンド名 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) |
信託報酬 | 0.154%(年率・税込み) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
設定日 | 2017.05.09 |
一年リターン | 22.56% |
為替ヘッジ | 無し |
【第7位】楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」は、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すファンドになります。
このファンド(投資信託)を1つ買うだけで米国株式市場の投資可能銘柄、約4,000銘柄に広く分散投資ができるというファンドです。
これ一つ買うだけで、米国株式市場に分散投資ができるジェイ!
楽天・全米株式インデックス・ファンド の基本情報
ファンド名 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
信託報酬 | 0.132%(年率・税込み) |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
設定日 | 2017.09.29 |
一年リターン | 43.10% |
為替ヘッジ | 無し |
楽天・全米株式インデックス・ファンドの特徴は、なんと言っても米国株式市場の銘柄、約4,000銘柄に分散投資ができるという点に尽きると思います。
また、誰もが知っている大企業だけでなく、中小型株もカバーしているのが特徴です。
基本的には、継続的な人口増加を背景として、米国の経済成長は右肩上がりですし、今後もそのようなトレンドは続くと思われます。
これ一つで、米国の約4000銘柄の会社の株主になれると思うと少しワクワクしてきますね。
為替ヘッジの有無について
または楽天・全米株式インデックス・ファンドは為替ヘッジがないため、為替の影響を受けます。
為替ヘッジとは……為替変動の影響を抑える仕組みのこと。将来交換する為替レートをあらかじめ予約する取引(為替先物予約)が行われます。(例えば、将来の取引レートを1ドル=100円で固定(予約)してしまう方式のことです。)これにより、為替の影響を最小限に抑えることができます。この取引を行うと予約するための費用(為替ヘッジ・コスト)がかかる場合があります。
参照:伊予銀行 HP 為替ヘッジの仕組み
具体的には……
✔円高⇒ 円での評価額が下落 ✔円安⇒ 円での評価額が上昇
という値動きをします。
なので円高になれば、為替差損がでてしまいます(ドルが安くなるので、円で売ろうと思った際に評価額が安くなります)。裏を返せば、円安になれば為替差益が出ます。
【第8位】ひふみプラス
第7位のひふみプラスはいわゆる「アクティブファンド」です。この記事で紹介している【第9位】のフィデリティ・米国優良株・ファンドほかすべての投資信託は「パッシブファンド」です。
それでは「アクティブ」と「パッシブ」の違いはなんでしょうか。
「パッシブ」は、どれも運用の際に連動を目指す「指数」があります。その「指数」に従って自動的に資産を分散、運用するのが「パッシブ」運用です。
「アクティブ運用」「アクティブファンド」とはファンドマネージャーの判断によって運用方針を決定するファンドです。ファンドマネージャー(一流)が「あれ買う、これ売る」と決めるわけですね。
「パッシブ運用」の方がパフォーマンスはよいことが多い
投資の名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』や『敗者のゲーム』に詳しいですが、実は「パッシブ運用」の方が「アクティブファンド」よりも良い成績を上げることで知られています。
※資産運用の必読書『ウォール街のランダム・ウォーカー』や『敗者のゲーム』のネタバレ解説については以下をご覧ください。
ちなみに、「パッシブファンド」が「アクティブファンド」をアウトパフォーム(より良い成績を残すこと)する確率は時間が長期であればあるほど高くなります。
一時的には 「アクティブファンド」が「パッシブファンド」を上回る成績を出していても、時間がたつごとにその「パッシブファンド」のパフォーマンスが上回ることがほとんどです。
即ち、長期運用していくなら、「パッシブ運用」のような指数に従う運用の方が適しているというわけですね。
【第2位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と【第7位】ひふみプラスの比較
名称 | 【第2位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 【第7位】ひふみプラス |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 | レオス・キャピタルワークス |
信託報酬(コスト) | 0.0968%以内(年率・税込) | 1.078%(年率・税込) |
過去一年のリターン | +44.59% | +22.30% |
うーーーーん。
いや、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)でよくね?(笑)
【第9位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」は、「ニッセイ外国株式インデックスマザーファンド」を通じて、日本を除く世界主要先進国の株式に投資することにより、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざす運用を行うファンドのことです。
要するに、MSCIコクサイ・インデックスを見ていくのが【第10位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを理解するには一番いいと思われるため、MSCIコクサイ・インデックスを見ていきます。
MSCIコクサイ・インデックスは日本を除く先進国の株価動向を示す代表的なインデックスです。
先進国23か国から日本を除く22か国で構成されています。大型株・中型株1,291銘柄が時価総額(価格×流通株数)の大きい順で組み込まれています。
時価総額の大きい順に組み入れられているため、市場規模の大きい米国株式比率が高くなっております。以下、図の左がセクターのWEIGHTS(比重)、国別のWEIGHTS(割合)になります。
なぜか日本語では最新のデータが出なかったため、英語で検索してみました。英語やっててよかった。
組み入れ上位10銘柄は上図、右のようになります。(2021年6月30日現在です)
国別の構成比では、市場規模の大きい米国(72.3%)、英国(4.52%)、フランス(3.62%)、カナダ(3.58%)、スイス(3.08%)、その他(12.91%)となっており、市場規模の大きな米国株式の比率が高いという特徴があります。
セクター別に見ますと、分散されています。IT(情報通信)の分野のウェイト(比重)が最も多いのは、アップルなど、組み入れ上位銘柄の時価総額が大きくなってきた影響もあるでしょうね。
日本が入っていない、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)とのパフォーマンスは下記で比べてみたジェイ!
【第9位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド の基本情報
ファンド名 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド |
信託報酬 | 0.1023%(年率・税込み) |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント |
設定日 | 2013.12.10 |
一年リターン | 39.33% |
為替ヘッジ | 無し |
【第9位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドと【第3位】eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) の比較
名称 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
投資対象 | 日本を除く先進国 【22か国】 | 日本を除く先進国、新興国【48か国】 |
信託報酬(コスト) | 0.1023%(年率・税込み) | 0.1144%(年率・税込み) |
過去一年のリターン | +39.33% | +45.78% |
上記が【第9位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドとeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の比較ですがいかがでしょうか。
直近1年のリターンでは、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の方がパフォーマンスで上回っています。
【第10位】eMAXIS Slim新興国株式インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックスは、先進国以外の国で、特に高い経済成長が期待できる中国、台湾、韓国、インドなどの新興国に投資する投資信託になります。
新興国株式市場に上場する約1,300銘柄に分散投資できる低コストな投資信託で、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する投資成果を目指すファンドとなっております。
新興国に投資するだけあって、大きくプラスになる年もあれば、マイナスになる年もあるため、リスク、ボラティリティ(価格の変動幅)は高いです。
この投資信託の国別の構成比率は以下のようになります。
中国やインドなど、これから新興国の経済成長が来るだろう! という人にはおススメだジェイ!
eMAXIS Slim新興国株式インデックス の基本情報
ファンド名 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス |
信託報酬 | 0.187%(年率・税込み) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
設定日 | 2017.07.31 |
一年リターン | 33.94% |
為替ヘッジ | 無し |
【第2位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と【第10位】eMAXIS Slim新興国株式インデックス の比較
名称 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS Slim新興国株式インデックス |
投資対象 | 日本、先進国、新興国 【49か国】 | 新興国【26か国】 |
信託報酬(コスト) | 0.1144%以内(年率・税込) | 0.187%(年率・税込み) |
過去一年のリターン | +44.59% | +33.94% |
過去1年では、先進国株式より、全世界に投資した方がパフォーマンスが高かったようですね。
これはやはり、コロナ危機からの回復相場が、先進国の方が強かったということもありそうです。
まとめ
いかがでしょうか。
楽天証券のつみたてNISAランキングと比べると「ひふみプラス」というアクティブファンドが入っている点がマネックスのおススメランキングの特徴ですね。
ただ、比較の結果手数料や運用成績から見てもインデックスファンドがアクティブファンドをアウトパフォームしておりました。
また、楽天証券のランキングと比較しても「eMAXISシリーズ」は常にランクインしており、その人気の高さがうかがえます。
人気の高さも納得の優良商品ということもできますね。
ていうか、米国株(S&P)のパフォーマンスえぐすぎる……
むしろ、日本株に投資する投資信託とかいらんやろ……
皆さんはどう思いますか?
この記事を投資信託や投資のことを考える一つのきっかけにしていただければ幸いです。
今日もいい日になりますよう。
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