「地方住みだけど、上京するか迷っている……」という人の為の記事だゴン!
地方から上京してきて5年が経過したジェイ!
ひとつの区切りとして、東京生活5年を振り返って、上京して良かったこと、後悔していることなどを振り返りつつ、今後上京することを検討している人達のために上京の実情を書いていくジェイ!
上京への契機は大学進学
筆者の場合、上京のきっかけは大学進学でした。
地方(茨城県)の偏差値55くらいの高校でしたが、割と勉強ができたため、東京の大学に進学することにあまり悩みはなかったです。
むしろ、「え、君の成績くらいなら、茨城県だと筑波大学くらいしかないけど、どうする?」という感じでした。
ただ漠然と高校生のころから、「18になったら、俺は東京へ行くんだ」という思いはありました。そんな謎に確信に近い感覚を持って高校生活を送っていたので、ある意味で上京したのは自然な流れだったのでしょう。
両親には反対されなかった
世の中には上京の希望を両親に反対される高校生でしょう。
特に女性の場合その傾向は顕著かもしれません。
こればかりは各家の考え次第ですが、私の両親は賛成してくれました。
もともと放任主義であったことに加え、親父東京で生活していたことがあるので、東京で生活することに価値を見出していたのだと思います。ただし、「学費は出すけど生活費は自分で」ということで、学生時代の生活費は奨学金とアルバイトから捻出しました。
東京の生活費は?地方との比較
さて「東京の生活費は高い」とよく言いますが、これだと大雑把すぎるので要素に分解してみましょう。
地方と東京を比べた時にもっとも顕著に値段が違うものはなんでしょうか。
答えは土地です。必然的に「生活費」の中で最も割高なのは家賃・駐車場になります。
土地が高ければ小売店や飲食店の販売価格にも反映されるのでは、と思うかもしれませんが、そこは東京の人口密度。地方に比べてお客さんが多く、店舗ビジネスの売上もたつ為、結局地方とそれほど値段は変わらない水準に落ち着いています。
だから日用品や食費に関してはそこまで高くない。もちろん高くしようと思えばいくらでも高級店があるので高くできますが、安く抑えようと思えばその選択肢もしっかり用意されています。
車は必要ない
「田舎の人が持っている車より、都会の人が持っている車の方が実は高い」というデータがあります。
つまり、田舎の人にとっては「車」=「必需品」。それに対し、道の狭い東京では田舎でみるより大きくてゴツい車、高級車が肩幅狭そうに道を走り抜けています。
都会の人にって「車」=「高級車」なんです。
家賃・駐車場が高いと書きましたけれど、駐車場については問題ないと思います。
というのも、車は本当に要りません。
特に23区に住んでいれば車なんて扱いづらくて欲しいと思ったことがない。だから駐車場はめちゃくちゃ高いけど、そもそも借りる必要がないので全然気にしなくていいです。基本は電車・バスを利用し、必要に応じてタクシー・カーシェアリング・レンタカーを使うようにすれば良きですね。
家賃は高い……
20㎡の1Kを70,000円くらい(+初期費用200,000円)で借りるのが平均できな相場でしょうか。
ただ東京にはシェアハウスも多いです。 家具・家電等が備えつきのところもあります。 交流目的なのか、節約目的なのか、それぞれのニーズに合ったシェアハウスが見つかるはず。だから、家賃に関しても抑えようと思えば割とどうにでもなります。
私の好きなYouTuber、コスメティク田中も一時期シェアハウスに暮らしていましたし。
満員電車は地獄(ここ2年は、コロナのおかげで少し楽)
東京23区のどの路線に乗っても、通勤ラッシュは鬼のように混んでいます。
通勤ラッシュは朝・夕だけでなく、終電間際も地獄です。
23時台の大手町駅を歩いていると、疲れた顔したサラリーマン、OLが大量に歩いている。
これが東京でしか見られない光景なので、もうすぐユネスコ無形文化遺産に申請されるそうです。
通勤ラッシュほど皆に嫌われているものは無いでしょうね。たぶん23区民のほとんどが、親を通勤ラッシュに殺されている。
だから、職住近接にした方が絶対幸せになれると思います。
実際に、通勤時間と幸福度は反比例するという研究もあるようですね。
ふらっと飲みに行ける幸せ
東京は飲み屋が多いのがありがたい。
オールジャンルが揃っている新宿、池袋。それよりも少しお洒落に、渋谷。昼から安く飲める街、上野、浅草、赤羽・・・。新橋で軽く飲んでから銀座へ・・・。ディープな下町、立石・柴又・・・。などなど、ふらふら~っと飲みに行けるお店がたくさんある。きっと何処に住んでも家から歩いていける距離に呑み屋があります。
友達はすぐにできる。でも一人にもしてもらえる。
僕は寂しがり屋だ。突然の告白すまない。なので単身で上京し「友達ができるか・・・」「寂しくないか・・・」と心配する人の気持ちがすごくわかります。
でも、心配ご無用。立ち飲み屋に行ってみてもいいし、腐るほどある社会人サークルに参加しても良いでしょう。異性との出会いだって、合コンやネットでの出会いなど、色々あります。
同じような境遇の人達で溢れているから、友達なんてすぐに出来ます。
逆に必要ないと思えば、一人で生活することも可能であって、それが僕にとってはすごく気楽で良い。
近所づきあいがないのは、とても気楽。
気楽という意味では、友達だけでなく近所づきあいも同じです。
「アパート・マンションの隣の人と話したことがない」、なんていうのは普通の話。引っ越ししても、タオルとかなんとか送る必要もないし、もらわない。
田舎の具合によっては濃い近所づきあいや、自治体の活動への参加を余儀なくされたりするけれど、東京ではそうした心配は皆無。
可能性が広がる
ひとつの疑いようのない事実として、東京にいると様々な可能性が広がるということがあります。資本が集まり、人が集まる。だから新たな試みの多くが東京で生まれます。
何かしようと思えばそれに関連するイベントなどがすぐに見つかる、これも東京に住む大きなメリットの一つ。
給料はやっぱり高い
東京の魅力のひとつとして、給料が高いということも挙げられます。
大企業は多いし、最低賃金も高い。
特に専門スキルを必要としない事務職の派遣でも時給2,000円以上の求人は散見されますね。
時給2,000円あれば、1日実働8時間、年間240日勤務で400万弱貰える。
同じような仕事で地方都市だと300万円くらいまで下がでしょう。
そうすると、家賃の差を考えても東京に暮らしたほうが貯金は出来るし、車を持たなくて良いことを考えれば生活にもっと余裕が出来きますね。
上京して後悔している?帰りたい?
ウダウダ述べてきたけど、上京して5年。5年前の自分の選択は正解だったか・・・というと、正解でした。
正直、上京して1ミリも後悔していません。
上京していない場合を経験していないので正確なことは誰にも言えない訳ですが、「上京してなければこんな経験はできなかったな」ということが数え切れないほどあります。その逆で「上京したから出来なかった」ということは、なぜだろう全く思いつきません。
まだまだ気がついていない東京の良さがたくさんあると思うから、もうしばらく東京で働いて、暮らしていきます。
時間と金銭的余裕があるなら、とりあえず東京に来て見えるのはいい選択ジェイ!
コメント