僕はFIREしたいけど、難しいですか?
結論、状況によります。
この記事は…… ☑3分で読めます。 ☑FIREが難しい理由が分かります。
FIREとは
FIREとはアーリーリタイヤのことです。気になる人はこちらで詳しくまとめています。
このFIREという考え方、昨今とても流行っており(このブログもその一例ですが……)至るところでFIREしたい人、FIREした人、FIREの方法論を語っている人を目にします。
FIREするにはどうしたいいか?
労働所得を増やすしかありません。
つまるところ、「再現性のあるFIRE」というのは労働所得あってのもの。
多額の労働所得を得られる人間が、多額の金を投資に回し、長期スパンで見て
年数%~20%(高くても)の資産成長と配当金の再投資を経てFIREに至ります。
辛い現実を言うと、
FIREというのは決して低所得者が夢見ていいプランではありません。
それではなぜFIREが流行っているのか。
大きく2つ理由があります。
1つは生き方が多様化し、それほどコストをかけずともFIREすることも可能だからです。
(サイドFIREとか言ったりします)
バイトやウーバーイーツの配達員で食い凌ぎ、1000万~3000万の資産からなる配当金で生きる方法です。
この生活の辛いところは、あまりにも生き方が現実的ではないところです。
20~30まではいいかもしれませんが、30以降、40、50と年を重ねるにつれてこうした
生活は非常に辛くなってきます。
結婚もできません。子供も持てません。無職の自分に世間の目は厳しい……
そんな生き方が憧れの対象になりえるでしょうか?
もう一つの理由は情報商材、あるいはアフィリエイトです。
情報商材屋によってはひどいものだとエクセルのベタうちの画像だけで、資産を持っていると言ったりしています。
あと、縦長でやたら下にスクロールしなきゃいけないウェブサイトとかも特徴的ですね。
アフィリエイトは簡単に言うと、商品を紹介して、購入してもらったらキックバックを貰う手法です。(このブログでもしています)
悪いことではないですが、例えば下記の記事では、実際に資金を1000万以上入金している
にも関わらず、投資で増やしたかのように見せている人について書いています。
終わりに
怖い話をします。(閲覧注意です)
一昔前は「東京電力」の株を「定期預金代わり」と言っている投資家もいました。
配当が高く、非常に安定していると考えられていたからです。
2011年3月11日以前の話ですね…………
お察しの通り、「安定銘柄」「定期預金代わり」とされていた「東京電力」は東日本大震災の株価は1/6以下、配当金は0円です。
FIREの方法論を発信している人たちは様々ですが、労働から目を背けさせる内容、各人の投資資源や収入、勤務先を考慮に全く入れていない、そんな内容には要注意です。
辛い現実を抱えた人間をターゲットにしている、悪質な金融商品の場合があります。
苦しい現実を抱えた人間に「自由」という夢を見させて金儲けしようとしている人の餌食にだけはならないように注意していきたいですね(自戒も込めて)
それでは今日もいい日になりますよう。
コメント